サンプルスクリプト 「エンディング用スタッフロール」

おはようございます!スクリプト研究所です。

今回はエンディング用スタッフロールのサンプルスクリプトをご紹介しますね。
右側にスタッフロール、左側に画像を表示するタイプのものです。
写真風の画像を1枚ずつ配置する演出にしてみました。
スクリプトのダウンロードはこちらから。(外部サイト)

動作サンプルの動画もご覧ください。名前等は架空のものです。
YouTube Preview Image
それぞれの処理を解説します。

画像部分

MessageRollコマンドを使うと途中で命令を挟むことができませんので、少々工夫が必要です。
最初にANIMコマンドを非同期モードで実行し、時間を調整して画像を表示させます。

ANIM.async:1,user/2-03089/sampleed01.png,340,340,2,5000,0,170,170,170,170,5000,0,0,1
ANIM.async:2,user/2-03089/sampleed02.png,340,340,2,20000,0,170,170,170,170,20000,0,0,1
ANIM.async:3,user/2-03089/sampleed03.png,340,340,2,35000,0,170,170,170,170,35000,0,0,1
ANIM.async:4,user/2-03089/sampleed04.png,340,340,2,50000,0,170,170,170,170,50000,0,0,1
ANIM.async:5,user/2-03089/sampleed05.png,340,340,2,65000,0,170,170,170,170,65000,0,0,1



表示方法はいろいろありますが、今回は以下の様な内容で作っています。
数値の意味は、左から

340,340 :画像1コマあたりのサイズ
2,    :画像のコマ数
5000,  :画像1コマあたりの表示秒数(ミリ秒)
0,    :2コマある画像はループさせない
170,170 :画像表示開始位置
170,170 :画像表示終了位置
5000,  :画像を表示させる全体の秒数(ミリ秒)
0,    :加速減速しない
0,    :画像表示完了後も画像を残す
1,    :1固定

edsample1

表示させる画像は右のような横340x縦680の透過pngを用意します。
1枚ずつ配置されてるように見せかけるには、最初に上半分の透過部分(1コマ目)を全ファイル分表示させ時間経過とともに1枚ずつ下半分(2コマ目)に表示を切り替えていきます。
1枚目は開始から5秒後、2枚目は開始から20秒後・・と時間を調整します。

このように何も無い部分と見せたい部分、2コマ含まれている画像がそれぞれ必要です。
画像編集ソフト等で半分より下の位置に使いたい画像を貼り付け、これを必要な枚数分作っていきましょう。

スタッフロール部分

MessageRoll:10,#ffffff,l
                                名前
                                名前
                                名前
                                名前
                                ・
                                ・
                                ・
設定値の意味は左から
10,    :最後の文字列を表示させてから10秒待機
#ffffff, :文字色を#ffffff(白)にする
l     :(小文字エル)文字列を左寄せにする

右側にスタッフロール部分を表示させるために全角スペースを32個入れて調整しています。

BGMにあわせてスタッフロールを終わらせるには、画像表示秒数・文字列の待機秒数を変えながら試すしかなさそうです。
また、今回はANIMコマンドを使っているので最大19枚しか画像を表示させられません。
それ以上使いたい場合はさらに工夫が必要ですね。

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