おはようございます。スクリプト研究所です。
キャラフレのスクリプトは何らかのプログラミング言語・スクリプトなどを使ったことのある方なら違いを知るだけですぐ書ける程度のとても簡易的なものです。皐月祭・翔愛祭の出展用ミニゲームもすぐに作れますよ!
今回は変数についてスクリプト特有の仕様を解説します。
任意の変数名は使用不可
変数名に自分で決めた文字列は使えません。
× aaa
× avatar[]
使える変数は2つの一次元配列のみです。
型の概念があります。
数値用 lf[]
文字列用 ls[]
また添字にも変数は使えないので数字を指定してください。
× lf[aaa]
× lf[lf[5]]
○ lf[100]
○ ls[0]
添字の最大値は不明です。
変数に変数の値を直接代入できない
命令を使って間接的に代入します。数値と文字列のみ直接代入可能です。
× lf[0]=lf[1]
× ls[2]=ls[4]
○ lf[0]=4
○ ls[2]=文字列
○ lf[0]=flagAdd:lf[0],lf[1] 数値合算
○ ls[2]=flagAdd:ls[2],ls[3] 文字列連結
全てグローバル変数
ローカルな変数は使えませんので処理が多くなる場合は配列の添字と要素をきっちり管理していかないと把握が難しくなってきます。
また宣言もありません。
よくある算術演算子は使えません
専用の命令を使いましょう
//lf[1]に4をかけてlf[0]へ代入
× lf[0]=lf[1]*4
○ lf[0]=flagMult:lf[1],4
//lf[2]とlf[3]を足したものをlf[2]へ代入
× lf[2]=lf[2]+lf[3]
○ lf[2]=flagAdd:lf[2],lf[3]
//10÷3の余りを求める
× lf[7]=10%3
○ lf[7]=flagMod:10,3
//文字列ls[3]へ文字列ls[4]を連結する
× ls[3]=ls[3]+ls[4]
○ ls[3]=flagAdd:ls[3],ls[4]
以下の5つを覚えておきましょう。
加 flagAdd (文字列連結可)
減 flagSub
乗 flagMult
除 flagDiv
剰 flagMod
次回も要点を絞って解説していきますね。
ピンバック: スクリプト研究所 記事一覧(目次) | スクリプト研究所